6月からシェラトレーディングポストで始まった「international order shipping」のシステムですが、これが6月末に正式にサービスが開始されましたが、その実情はひどいもので、これまでの送料からは大幅に割高、関税の前払いシステムもひどいもので「完全なボッタクリ」と思わせるサービス内容でした。
実はこの問題について、シェラの担当者に新しい発送サービスがいかにひどいものか、という内容とインターナショナルオーダーを利用した場合の詳細なデータを6月中旬に送っていました。
それに対する返答は、
「送料と関税に関する間違えの一部を私たちは確認しました。この問題についてComerxiaにデータを送り再度正しい送料と関税の問題を検討しています。また私たちの副社長は”満足な顧客サービスが提供できないのであれば我々は以前の発送システムに戻る”と言っています。ただ、現段階で正確な数字や顧客の反応を把握していません。この問題については再度検討していきます」
※Comerxial=International order.com 今回の発送代行会社
というコメントまではもらっていたのですが、先日うれしい報告をもらいました。
「インターナショナルオーダーのシステムについて社内会議が開かれました。そこでの話し合いで私たちの以前の正常な発送方法に戻ることを真剣に検討しています。今後正式な発表があった際にはすぐにみさなんに知らせるでしょう。日本のみなさんのデータが大変役に立っています。ありがとう」
ということで、近日中には以前の発送システムに戻る可能性のコメントがありました。
これは非常にうれしい報告です。実は何人の方からinternational order.comの不備について
レポートをもらっていましたので、それらをまとめて再度シェラにメールを送っていました。
みなさんの報告がシェラをここまで動かしたのだと思います。私ひとりの力ではここまですることは不可能です。報告を送ってくださったみなさんありがとうございます。
とは言え、まだ正式に発送方法が以前のシステムに戻ったわけではないので、油断はできません。正直、このままではもうシェラで買い物はしないかもなと思っていたので一筋の光は見えてきたかな?という感じです。
■発送問題とは?
まだSierraTradingPost(シェラ)を利用して間もない方、そして利用したことがない方には上の内容はよくわからないと思いますので、補足として記載します。
これまで送料は下記の表で発送されていました。
お買い物合計金額 |
送料 |
$0〜30 |
$20(2200円) |
$30.01〜60 |
$25(2750円) |
$60.01〜100 |
$30(3300円) |
$100.01〜200 |
$35(3850円) |
$200.01〜300 |
$40(4400円) |
$300.01〜 |
$50(5500円) |
|
|
関税の支払いがある場合は到着時に支払いをすればよいというもので、これまでシェラではアメリカ以外の海外発送は6カ国程度しか発送していませんでした。
日本は元々発送をしてくれていたので、特に問題はなかったのですが、今年の6月に入ってInternational order.com(I-O.com)という外部の発送代行業者と提携をして42カ国に発送しているサービスを開始しました。
日本への発送もこのI-O.comで発送をするようになるのですが、このサービスが問題で、送料は高いは、小額の買い物でも関税は取られる、しかもその関税も日本の関税率とはまったく違うひどいものでした。
この問題についてシェラに報告をして、上記なような動きになっているということです。